寒い時期が過ぎ、昨今は日差しも強くなりだんだんと暑くなってきました。
男女問わず、夏に向けて、だんだんと足先を露出する機会が増えてくるのではないでしょうか?
このようなときに、足を見てみると・・・?
(50代女性・外反母趾)
『親指の付け根がなんか腫れてる?』
『しかもちょっと赤いし』
『そういえばお母さんもこんな足の形で外反母趾って言ってたし』
『外反母趾ってほっといたら痛くなるのかな?』
と思う方が増えてくる時期です。
実はこれ、外反母趾の初期症状なんです。
Q.これって放っておいたら痛くなるの?
A.はい。なる可能性は十分にあります。
外反母趾は進行性です。
しかしながら、それは正しい知識と対策を行うことにより、未然に防ぐことができます。
本日は、そうした外反母趾の初期症状にが出だしたら、専門家に相談する以外に、まずご自身でやっておくべきことをご紹介します。
外反母趾のではじめってどんな症状が出るの?
◯親指の付け根が腫れる・赤くなる
◯足裏全体が疲れやすい
◯軽く歩いていて痛みは出ないが、長時間歩くと痛みが出る
などです。
親指の付け根が腫れる・赤くなる
このような状態になっているときは、痛くはないがなんとなく赤みが気になるという状態です。これは、親指の関節が炎症を起こし始めている状態です。ここから炎症が強くなると、痛みが強くなり、歩行が困難になったりしてきます。
足裏全体が疲れやすい
外反母趾を引き起こしやすい足の形は『偏平足』と『開張足』です。
これらは足の正常なアーチが筋力低下により実現できなくなり、足全体に負担がかかりやすい状態です。この状態が進行していくと外反母趾を引き起こしやすいので、足裏が疲れやすいなぁ、と普段から感じている方は足の形がどうなっているのか一度注意して見てみてください。
軽く歩いていて痛みは出ないが、長時間歩くと痛みが出る
これは外反母趾が出始める時に最も多い症状ですね。
ところが、これは初期と言うより、初期〜中期への移行期というところです。
10分くらい歩いているのは平気だけど、20分位からなんとなく痛い。
靴によっては歩いた後に痛みが出てくる。こんなことで気づく方が多いです。
痛みが出る部分はおおよそ、親指の付け根なんですが、他にもカカトや小指が痛い場合もあります。
親指の付け根じゃないから外反母趾じゃない!という風には考えず、経過はしっかりとみておくべきでしょう。
こんな人は要注意
◯偏平足・開張足気味
◯靴を履いていて脱いだら親指の付け根、小指の付け根が赤くなる
◯足裏にタコが多い人(浮指の可能性。浮指についてはコチラ)
◯家族に外反母趾の方がいる(外反母趾と遺伝についてはコチラ)
などです。こうした方はすでに外反母趾による痛みを引き起こしやすい素因があるのでご注意下さい。
上記のような症状が出始めたら、やるべきことは2つ!
まずは足を氷で冷やすこと
外反母趾で親指付近に赤みが出ているときは、炎症が出ている証拠。
このようなときは、毎日10分程度、氷で冷やすようにしましよう。
湿布よりも氷の方が、炎症が出ているときは好ましいです。
しっかりとした足ゆびの運動を行なうこと
扁平足・開張足・外反母趾というステップは筋力低下が一番の引き金になります。
その中でも、しっかりとつけておきたい筋肉は、足指をグーパーさせるです。
これらを励行することにより、外反母趾の初期症状を抑え、進行と痛みの慢性化を防ぐことができます。
グーパー運動を詳しく動画で紹介しています。
クリックすると音が出ますのでご注意ください。
まとめ
外反母趾の初期症状には
◯親指の付け根が腫れる・赤くなる
◯足裏全体が疲れやすい
◯軽く歩いていて痛みは出ないが、長時間歩くと痛みが出る
というものが見られる。
それに対し行うことは
氷で冷やし、炎症を抑える
しっかりと足指の強化を行うこと
です。
初期症状がで始めた人は、専門家に相談するのと同時にしっかりと初期に行うべきことに取り組み、痛みが進行しないように気をつけていきましょう!
そうしておけば、足先を出す時期でも痛みを気にすることなく出かけることができますよ!
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